【ニュース】 JR東日本グループ、JR中央ラインモールとJR東京西駅ビル開発を合併しJR中央線コミュニティデザインを設立、「沿線くらしづくり構想」を推進 東京都小金井市

2020.12.09
JR東日本グループは、株式会社JR中央ラインモール(東京都小金井市、石井圭代表)とJR東京西駅ビル開発株式会社(東京都八王子市、髙橋好一代表)を合併し、株式会社JR中央線コミュニティデザインを設立する(効力発生日は2021年4月1日の予定)。

合併により、JR中央線コミュニティデザインは、JR中央ラインモールの商業施設「nonowa」等の企画・開発・運営、プログラミング教室運営、武蔵境・東小金井・国立の駅業務受託事業と、JR東京西駅ビル開発の駅ビルの共同開発、管理・「CELEO」「Dila」などの運営等を引継ぎ、駅業務受託は2021年4月より南多摩・稲城長沼・矢野口も受託開始予定だという。

同グループ経営ビジョン「変革2027」で掲げる「くらしづくり」の実現に向けた「沿線の個性を引き出す『沿線くらしづくり構想』」では、駅・駅ビル・高架下空間におけるサービスの相乗効果を図りながら、JR東日本グループの共通基盤であるSuica・JRE
POINTを活用し、多様なサービスをつなぐMaaSや物流、および駅のフロントサービスを展開することで、地域のくらしとつながるサービスを沿線に広げていくとしている。

今回の合併は、中央線エリアと京葉線エリアで「沿線くらしづくり構想」を推進するため、沿線のショッピングセンター事業の運営から沿線くらしづくりへと変革することを目的として行うもの。
中央線エリアではJR中央線コミュニティデザインが、京葉線エリアでは株式会社千葉ステーションビルが実施する。