【ニュース】 ポラスグループなど、昭和初期の農園別荘跡地に分譲地全9戸を開発、樹齢80年超の「イロハモミジ」を借景に取り入れたランドスケープデザイン 東京都練馬区

2020.12.07
ポラスグループ株式会社(埼玉県越谷市、中内晃次郎代表)と株式会社中央住宅(埼玉県越谷市、品川典久社長)マインドスクェア事業部は、近代建築家・木下益治郎が手掛けた農園別荘(旧邸宅)の格調を継承した「マインドスクェア ヘリテージ光が丘 つむぎのまち」(東京都練馬区)を開発、このほど建物・外構が完成した。

かつてあった旧邸宅は、三菱財閥創業者の岩崎弥太郎の姻族である各務鎌吉が建てたもので、設計は近代建築家・木下益次郎。
木下益次郎は、神港ビルヂングや馬車道大津ビルなどを手掛け、アメリカン・アール・デコ様式の設計を得意としていた。
敷地約1,000㎡、延べ床面積423㎡の旧邸宅にも、木下の作品らしいアール・デコ調の意匠が施されていたという。

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同企画は、旧邸宅に住み、集った多くの人たちの想い、屋敷に刻まれた歴史と記憶を後世につなげていきたいという思いからスタート。
旧邸宅にあったイロハモミジをそのまま残し、「槭樹(もみじ)の間」を住戸が取り囲み、借景として楽しめるようにしつらえた。
旧邸宅解体時には、旧所有者の親族縁者や郷土史家研究者などを招き、神職による棟下式(むねおろしき:建物への感謝とお別れの儀式)を実施している。

「マインドスクェア ヘリテージ光が丘 つむぎのまち」の所在地は東京都練馬区旭町1丁目612番80他、交通は都営大江戸線「光が丘」駅より徒歩19分、都営大江戸線「光が丘」駅よりバス6分「旭町南」バス停下車後徒歩2分、東京メトロ有楽町線・東京メトロ副都心線「地下鉄成増」駅より徒歩23分、東武東上本線「成増」駅より徒歩25分。
土地面積は100.00㎡~128.32㎡、建物面積は89.25㎡~103.27㎡。
間取りは3LDK+DEN~4LDK(3LDK)+玄関クローク+W。
工法は2×6工法。
総戸数は9戸。
販売価格は5,990万円~7,590万円(税込)。