【ニュース】 鹿角市と武蔵野大学、オンラインで「包括的連携協力に関する協定」を締結、持続可能なまちづくりの実現を目指す 秋田県鹿角市

2020.11.24
鹿角(かづの)市(児玉一市長)と武蔵野大学(東京都江東区、西本照真学長)は11月20日、オンライン(Zoom)で「包括的連携協力に関する協定」を締結した。

両者は、鹿角市県外大学等調査研究活動奨励事業の一環として、平成30年8月より学外学修プログラムを実施。
ユネスコ無形文化遺産「花輪ばやし」への参加や商店街振興、移住支援、地域DMO(観光地域づくり法人)体験などをテーマに、地域活性化に向けた調査研究活動を通じ、協力関係を構築してきたという。

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両者は今回の協定の締結により、大学が持つ人的・知的資源と、市が持つ地域資源及び人材を相互に活用し、学びの力を地域に、地域の力を学びに還元しながら、地域と大学の連携を推進することで、双方の発展と新たな価値の創造を図るとしている。

今後は、これまでの学外学修プログラム「フィールド・スタディーズ(FS)」の実施に加え、地域政策に精通する専門教員や2年生以上のゼミ生による発展FSプログラムを新たに導入、研究成果をまちづくりに生かしていく取組を展開する。
その他、生涯学習の推進やサテライトキャンパス機能の実現など、11学部19学科を有する総合大学の知見を活かし、SDGs(持続可能な開発目標)を達成するための未来型都市を目指すという。