【ニュース】 西日本鉄道、「福ビル街区建替プロジェクト」で安全・安心なビルへ計画を変更、感染症対応や環境負荷低減を促進 福岡県福岡市

2020.11.13
西日本鉄道株式会社(福岡市博多区、倉富純男社長)は、同社が推進中の「福ビル街区建替プロジェクト」で、安全・安心なビルへ計画を変更、商品性の向上を図り、国内最高水準の大型複合ビルを目指す。

今回の計画変更は、現在、福岡市が進めている「感染症対応シティ」の実現や、産学官連携で進める「国際金融拠点」誘致に伴うハイスペックオフィス需要の更なる高まり、政府による「温室効果ガス排出2050年実質ゼロ」表明など、環境意識やSDGsへの関心が高まりといった外部環境の変化に対応するのが目的。
これらの外部環境の変化への対応や、商品性の向上による設計変更等に伴い、竣工時期を2024年3月末から12月末に変更し、2024年度内のオープンを目指す。

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感染症対応では、オフィス全フロアに天候や騒音に左右されず自然換気が可能となるダブルスキンを採用し、非接触エレベーターシステムを導入。
カンファレンスでは、テラスの設置を行う他、オンラインセミナー・Web展示会への対応として、通信環境の充実を図る。

環境負荷低減では、地域熱供給システムの導入によるCO2排出量削減や、BEMS(Building and Energy Management System)の導入により照明・空調等の制御を行う他、省エネ効果のあるCO2除去デシカント空調機の国内初採用(オフィス)等、環境に配慮した取り組みを実施し、外資系企業の誘致に有効な国際的環境性能評価「LEED認証」取得を目指す。

BCP対応の強化では、停電時でも制震効果を発揮する高性能制震システムを導入する他、デュアルフューエル非常用発電機の設置により、災害時でも72時間の電力供給を可能とする。

ユニバーサルデザインの推進では、LGBT対応として「みんなのトイレ」を各階に配置、男女による色分けを行わないジェンダーレスのカラーデザインを採用するという。

また、基準階面積を計画変更前の約1,300坪から約1,400坪へと拡大し、天井高3mの西日本最大規模となる大規模無柱空間を実現。
オフィスエントランスのあるスカイロビーでは、外装デザイナーのKPFを内装デザイナーとして起用、打合せのできるラウンジ空間やコワーキング、カンファレンス等を配置するとしている。

「(仮称)天神一丁目11番街区開発プロジェクト」の所在地は福岡市中央区天神一丁目11番。
敷地面積は約8,600㎡、延床面積は約14万5,000㎡。
階数は地上19階・塔屋1階・地下4階、高さは約96m。