2020.09.10
野村不動産株式会社（東京都新宿区、宮嶋誠一社長）は、株式会社エアトランク（東京都千代田区、福岡英成社長）と業務提携、多機能型収納サービス「WONDER STYLE（ワンダースタイル）」を共同開発した。
野村不動産グループの新築分譲マンション・分譲戸建向け、野村不動産グループカスタマークラブ会員向けに2020年10月より提供を開始する。

エアトランクは、集荷・配送が無料で、自社スタッフが玄関先まで対応する日本初の宅配型トランクルームを提供。
荷物を預けるスペースが所定容積の仮想空間で管理されているため、無駄なくスペースを活用できる先進性（特許取得）や、荷物の預け入れや取り出しがWEBサイトからでいつでも簡単に依頼できる手軽さ等が評価されているという。

野村不動産では、2019年11月より一部顧客向けにトライアルで宅配型トランクルームのサービス提供を開始。
多くの利用があったことから、「預ける」という基本機能に加え、「借りる」「整理する」「任せる」という3つの機能を追加したワンストップサービスとして、今回の共同開発に至ったとしている。

「WONDER STYLE」では、配送料無料の荷物保管サービス、レンタルサービス、クリーニング・整理代行・不要品の買取・処分等のコンシェルジュサービスをパッケージとして提供。
また、利用者間でのモノの譲渡やリサイクル・寄付活動への参加等の仕組みもあり、社会貢献機能を備えている点が特長だという。

同サービスは今後、野村不動産グループが分譲する新築分譲住宅（マンション・戸建）で、2年間分のパッケージプランを「物件特典として付与」または「オプション販売（税抜11万6,400円～）」として導入予定。
その後は月単位での契約で月額税抜4,850円～で利用可能としている。
また、分譲済マンション・戸建居住者の野村不動産グループカスタマークラブ会員向けプランについても、2020年10月より月単位の契約で、月額税抜4,850円～で提供を開始する予定。