【ニュース】 デベロップ、有事の際、被災地に駆けつけるコンテナホテル「レスキューホテル」で茨城県神栖市・栃木県矢板市と災害協定を締結 茨城県神栖市

2020.07.06
コンテナ建築を手掛け、国内22か所でホテルを運営する株式会社デベロップ(千葉県市川市、岡村健史代表)は、有事の際、被災地に駆けつけるコンテナホテル「レスキューホテル」の出動に関し、7月6日に茨城県神栖市と、7月7日に栃木県矢板市と災害協定を締結する。

レスキューホテルとは、同社が開発・運営するコンテナホテルの移動性やフレキシビリティを活かし、平時にはホテルとして運営する客室を、災害など有事の際に被災地などにすみやかに移設するソリューションの名称。
車輪のついたシャーシ上にコンテナを配置したまま運営する「車両型」と、コンテナをシャーシから下ろし、地面に固定して運営する「建築型」がある。

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同社では、2020年4月の長崎クルーズ船内での新型コロナウイルス感染拡大対策としてレスキューホテルを有事に初出動。
また、6月11日には東京都三鷹市、6月23日には東京都千代田区でもレスキューホテルが出動している。

今回協定を締結する茨城県神栖市と栃木県矢板市は、いずれも昨年10月の台風19号では大きな被害を受けた自治体。
茨城県の東端、利根川の河口域に位置する神栖市では河川のはん濫による浸水などの被害が出たほか、東日本大震災では津波で大きな被害もあった。
栃木県矢板市でも、豪雨による崖崩れや住家への浸水などが発生している。