【ニュース】 かんぽの宿、ホテル駐車場を利用し乗用車やキャンピングカーで車中泊が楽しめる「くるまパーク」を「寄居」など全国9施設で6月19日に開業 埼玉県寄居町

2020.06.12
日本郵政株式会社宿泊事業部(東京都港区)が運営する温泉ホテル「かんぽの宿」は、ホテル駐車場を利用し乗用車やキャンピングカーで車中泊が楽しめる「くるまパーク」を、2020年6月19日より「かんぽの宿 寄居」(埼玉県寄居町)など9施設で開業する。

「くるまパーク」とは、くるま旅クラブ会員向けの車中泊システム「湯YOUパーク(ゆうゆうパーク)」のパートナー施設として、宿の駐車場を活用した車中泊を提供するサービス。
「かんぽの宿」全施設に先行し、9施設で6月19日に開業する。

市街地から離れた風光明媚な立地と広い駐車場を所有し、全国33カ所で温泉ホテルを展開する「かんぽの宿」では今回、同サービスの提供にあたり、一般社団法人日本カーツーリズム推進協会(東京都港区、田嶋伸博会長)と提携した。

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日本カーツーリズム推進協会(JCTA)は、カーツーリズム文化の普及を通じて日本人のQOL(クオリティオブライフ)の向上を図り、車と目的地(都市・地域)を「車中泊・居住スペース」としてつなげることで新たな旅文化(カーツーリズム)を創造し、クルマで旅する楽しさを伝えることを目的として2018年6月に発足した一般社団法人。

一方、日本郵政グループは、全国の郵便局2万4,000局・かんぽの宿33施設のネットワークを通じ、宿泊事業を通して地域の食材、文化を日本・世界へ発信し、地域経済の下支え、観光地の活性化に寄与したいとしている。
今回の同取り組みでも、感染リスクを抑制する車移動、開放的な屋外スペースでの滞在、温泉入浴による健康増進、新鮮な地元食材によるセットメニューやテイクアウトでの料理の提供を通じ、地域と密着した新しい旅のスタイルを提唱するという。

なお「かんぽの宿」では、新型コロナウイルス対策として、館内主要箇所に消毒液を設置し、ロビー・レストラン等は一部の席の利用を制限、レストランでの料理提供方法も「配膳回数」「食器への接触回数」を減らすようにしているという。

「くるまパーク」の提供施設は、かんぽの宿「寄居」「石和」「恵那」「鳥羽」「淡路島」「光」「観音寺」「阿蘇」「日田」9施設の各駐車場。
予約開始日は2020年6月11日、利用開始日は6月19日。
利用時間は10時~翌朝10時(24時間)。
基本料金は1回あたり1台2,000円。
利用者は、温泉施設(有料)、レストラン、売店、トイレ等の館内施設を利用可能。
利用方法はかんぽの宿公式サイト内「くるまパーク」より予約。