【ニュース】 楽天と宮城県、新型コロナウイルス感染症の軽症者・無症状者受け入れ宿泊施設の運営・集客などで合意 宮城県仙台市

2020.04.28
楽天株式会社(東京都世田谷区、三木谷浩史会長兼社長)と宮城県(村井嘉浩知事)は4月27日、新型コロナウイルス感染症の軽症者・無症状者の療養受け入れを表明している県内の宿泊施設について、受け入れ期間中の運営と受け入れ終了後の集客などに共同で取り組むことで合意した。

同社と地方自治体が軽症者受け入れで連携するのは今回が初となる。
また、同県内での同活動については、日本旅行業協会(JATA)東北支部とも連携しながら推進するという。

同社は、運営する旅行予約サービス「楽天トラベル」を通じ、全国の登録宿泊施設に対し、軽症者・無症状者の受け入れに必要な設備の確認と受け入れ意向の有無を調査している。
これまでに東北6県では約60軒(約6,200室)の宿泊施設が受け入れ可能であることを確認したという(4月24日時点)。

今後はこれらの情報や同社グループが持つテクノロジーなどを活用し、各都道府県の要請に応じた宿泊施設の選定、双方の引き合わせ、受け入れ条件の確認から、宿泊施設の受け入れ準備、受け入れ期間中の対応、事態収束後の通常営業に向けた運営まで、全面的に無償で支援するとしている。