【ニュース】 積水ハウス、全国の住宅展示場など計380カ所で再生可能エネルギー由来の電力を導入、「積水ハウスオーナーでんき」を活用 大阪府大阪市

2020.04.15
積水ハウス株式会社(大阪市北区、仲井嘉浩社長)はこのほど、全国の住宅展示場375カ所と体験型施設「住まいの夢工場」5カ所の計380カ所で、再生可能エネルギー由来の電力導入を開始した。

同社は2017年10月、建設業界では初めて「RE100」イニシアチブ(事業で使用する電力を100%再生可能エネルギーで賄う取り組み)へ加盟。
2040年までにグループ全体の事業用電力を再生可能エネルギーに転換する目標を掲げている。

同社は2019年11月より、太陽光発電による「積水ハウスオーナーでんき」をスタート。
加入オーナーは、2020年3月末時点で6,500件を超えている。
同年2月には、再生可能エネルギー買取量は全体で月間673MWhに達しており、同社の全国住宅展示場と住まいの夢工場での電力使用量(月間620MWh)を上回る実績となった。
2月は1年の中でも比較的電力消費が多く、太陽光発電の余剰電力が少ない月であることから、年間を通じて展示場や夢工場での使用電力の再生可能エネルギー化が可能だとしている。

今後は、固定価格買取制度(FIT制度)を終了したオーナーを対象に、自宅で発電した余剰電力を買取り、事業用電力として使用することで、オーナーと共にRE100の達成を目指すという。