【ニュース】 山形県、県内初となるご当地サーモン「ニジサクラ」をお披露目、令和4年度には県内の温泉旅館やホテル、飲食店などで本格販売 山形県山形市

2020.03.18
山形県はこのほど、県内初となるご当地サーモン「ニジサクラ」をお披露目した(写真は「ニジサクラ」の名称を発表する吉村美栄子知事)。

「ニジサクラ」は、「ニジマス」並みに育てやすく成長の良い大型マスでありながら、身の色は鮮やかなサーモンピンクで適度に脂が乗り、「サクラマス」の上品な食味を併せ持ったご当地サーモンだという。

今後は、試験出荷やPRを進めながら、年間を通して出荷することができるよう生産を拡大し、令和4年度には、同県内の温泉旅館やホテル、飲食店などで本格販売する予定。

202003180900

ご当地サーモンは現在、日本国内で50種類以上とも100種類以上ともあると言われ、ブーム化しつつあるという。
高級食材としての強いブランド力を持ち、県の魚「サクラマス」と、同県が養殖発祥の地の一つという長い歴史を持つ「ニジマス」との組み合わせは全国で唯一。
同県では、先行県と十分に差別化できると見込む。

「ニジサクラ」は同県の内水面水産試験場が中心となり開発、現在は県内の3つの民間養殖場で試験養殖されている。