【ニュース】 山形県、PR映像の制作を東北芸術工科大学に委託、令和元年度制作分の動画10本をyoutubeで公開、学生が自ら企画・撮影・編集 山形県山形市

2020.03.13
山形県は、同県の魅力を若者の視点で分かりやすく映像で発信するため、東北芸術工科大学(山形県山形市、中山ダイスケ学長)に動画制作を委託、このほど令和元年度制作分の動画10本をyoutubeで公開した。

制作のテーマは、同県の自然や食・伝統文化等を一体的に紹介する山形県総合情報誌「真 山形」の「巡る」編のコンセプトに沿ったものとした。
動画は、同大学映像学科の2年生60人が前期・後期でそれぞれ5チームに分かれて企画から撮影・編集までを行い、ときには自ら役者となって演じながら、完成させたという。

制作にあたっては、第一生命や資生堂など大手企業のCM制作を数多く手掛けてきた担当教授が指導を行った。

年間最優秀賞となった「Truth of Saga(本当の物語)」は、トルコ人リポーターが自国の文化を紹介するという架空のテレビ番組として展開する作品。
様々なトルコ文化を紹介した後、番組の最後にまさかのどんでん返しが用意されているという。

その他、蔵王温泉でのデートをあえてスマートフォンを使って撮影した作品や、山形県の郷土料理「ひっぱりうどん」の「ひっぱり」と「ツッパリ」の語感に注目した作品など、いずれも若者の感性が光る動画が完成したとしている。