【ニュース】 南陽市で「第107回南陽の菊まつり」が開幕、市内2会場で伝統の菊人形と現代フラワーアートが競演 山形県南陽市

2019.10.08
菊まつり実行委員会(事務局:南陽市商工観光課)は10月4日、「第107回南陽の菊まつり」を開幕した。

同祭典は、歴史と伝統、技術を継承する「菊花展」と「菊人形」が並ぶ花公園会場と、西洋菊(マム)を現代的にデザインしたフラワーアートが並ぶ宮内会場の2会場で構成する。
会期は、宮内会場が10月4日~18日、花公園会場が10月19日~11月10日。
会場は宮内会場が宮内熊野大社(山形県南陽市宮内3476-1)、花公園会場が南陽市中央花公園(山形県南陽市三間通1096)。

宮内会場では、全国のフラワーデザイナーが手掛けるフラワーアートを中心にした作品を展示。
屋外を会場としたフラワーアートの展示は全国的にも珍しく、制作者にも高度な技術が求められる作品になるという。
期間中は、「フラワーアートライトアップ」を10月12日~14日に実施するほか、地元酒蔵の限定酒を楽しむ「菊見酒~菊花の宴~」を10月12日、「いちょうマルシェ×COFFEE DAY OUT」を10月14日にそれぞれ実施する。

花公園会場では、107回の歴史と伝統を伝える菊花展と菊人形が並ぶ。
菊人形の場面は「万葉集 梅花の宴」とし、令和の引用元となった万葉集の和歌「梅花の歌」をイメージした場面構成とした。
期間中は、子ども向けイベント「南陽宣隊アルカディオン×NANちゃんYOちゃんショー」を10月19日、「菊まつり大物産フェア」を10月26日・27日に実施。
また、南陽菊花会会員による南陽市菊花品評会と、山形県内の菊花栽培愛好者による山形県菊花品評会も10月30日に同時開催する。