【ニュース】 ミサワホームなど、「新長田駅南第2-C地区震災復興第二種市街地再開発事業」で特定建築者予定者に選定、病院と分譲マンションの複合施設を計画 兵庫県神戸市

2019.09.18
ミサワホーム株式会社(東京都新宿区、磯貝匡志社長)・医療法人一輝会(神戸市中央区、荻原徹理事長)・京阪電鉄不動産株式会社(大阪市中央区、道本能久代表)の3者はこのほど、「新長田駅南第2-C地区震災復興第二種市街地再開発事業(大橋7第2工区)」(神戸市長田区)の特定建築者公募で、「特定建築者予定者」に選定されたと発表した。
今後は、神戸市により所定の手続きが行われた後、「特定建築者」に決定する予定。

神戸市は、1995年に発生した阪神・淡路大震災により甚大な被害を受けた新長田駅南地区で、市街地の復興と防災公園等を中心とした防災拠点の構築や良質な住宅の供給、地域の活性化、都市機能の整備などの再開発を進めている。

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ミサワホームはこれまで、老朽化した病院の移転相談をきっかけに複合開発を行った「ASMACI(アスマチ)浦安」(千葉県浦安市)をはじめ、医療・介護・子育て支援を中心に社会的課題の解決に向けた複合開発や、コンパクトシティ型の不動産開発など、未来を見据えたまちづくり事業に取り組んできた。

今回の同再開発事業では、医療・健康・予防サービスを提供する病院と分譲マンションの複合施設を計画。
さらに、広場を活用した地域連携による賑わいを生み出すことで、地域の人々が健康で安心して生活できる建物にするとしている。

「新長田駅南第2-C地区震災復興第二種市街地再開発事業(大橋7第2工区)」の建設地は神戸市長田区大橋町7丁目1の1、交通はJR神戸線、神戸市営地下鉄西神・山手線「新長田」駅より徒歩約5分。
敷地面積は3,736.70㎡、延床面積は1万2,660㎡(予定)。
構造・規模は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・地下1階地上14階建て。
施設概要は1階~5階が病院、6階~14階が分譲マンション。
着工予定は2020年12月以降、竣工予定は2023年2月以降。