【ニュース】 パナソニックセンター大阪、民泊向けの住空間展示をリニューアル、空き家になった実家の「一軒家丸ごと民泊」を提案、民泊兼別荘に活用した二拠点生活を想定 大阪府大阪市

2019.08.02
パナソニック株式会社(大阪府門真市、津賀一宏社長)は8月9日、パナソニックセンター大阪(大阪市北区)内の民泊をテーマにした住空間展示をリニューアル、空き家対策や高まる宿泊需要の受け皿として期待される「民泊向けリフォーム」の提案を推進する。

今回のリニューアルでは、「50代の夫婦が空き家になった実家を活用して、外国人旅行者向けの民泊兼別荘を活用した二拠点生活をはじめる」という想定シーンをもとに展示を一新、外国人旅行者の特徴や民泊の経営面も考慮した住空間を提案するものとした。

同センターの民泊リフォーム展示は、セカンドライフ提案のひとつとして2016年12月にスタート。
東京オリンピック・パラリンピックや大阪万博の開催を迎え、宿泊施設対策としての期待と供給が広がる一方で、民泊にも価格面以外に宿泊施設としての快適性や独自の魅力が求められるようになってきたという。

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リニューアル後は、家族や友人ら多人数の旅行者が、自宅で過ごすような感覚で滞在できる「一軒家丸ごと民泊」を提案。
外食・外出が多い過ごし方にあわせ、キッチンやバスはシンプルに抑え、旅行者が一緒に過ごせる広いリビングルームではくつろぎを提供する。

インテリアはジャパニーズモダンを基調とし、襖に貼られる伝統工芸の「京唐紙」(京唐紙・版木の選定と提供は「京からかみ 株式会社 丸二」)を壁紙や折り上げ天井に使用。
その文様を美しく際立たせる照明設計など、写真にも映える、現代的にアレンジメントされた伝統美の空間を演出する。

また、日本人の生活を体感できるリビングとして、広く開放的なリビングルームには、大型の有機ELテレビのほか、脱臭ハンガーなどの最新家電やメイドインジャパンの日用品、文房具、マンガ、雑誌を揃える収納棚を設置。
日本の生活を多様に体感してもらうサービスとして提供する。

なお同センターでは、オープンにあわせて住空間のポイントを紹介するミニツアーを開催。
日本民泊協会と連携した「民泊個別アドバイスサービス」も定期的に開催している。

「パナソニックセンター大阪」の所在地は大阪市北区大深町4番20号 グランフロント大阪 南館2階~地下1階。