【ニュース】 住友商事と東急ホテルズ、元京都市立白川小学校跡地で「ミュージアム・ホテル」をコンセプトとするホテルを出店 京都府京都市

2019.07.18
住友商事株式会社(東京都千代田区、兵頭誠之社長)と株式会社東急ホテルズ(東京都渋谷区、小林昭人社長)は、京都市東山区で「ミュージアム・ホテル」をコンセプトとするホテルを出店する。
京都市と建物賃貸借予約契約を締結し、同市から借地して行う官民連携事業で、2022年夏の開業を目指す。

同ホテルが出店する元京都市立白川小学校跡地(2011年閉校)は、尋常小学校から数えて100年以上の学問の歴史を刻んできた場所。
周辺には、平安神宮・ロームシアター京都・京都国立近代美術館などの文化拠点が点在、観光地としての華やかさと、市民生活が共存するありのままの京都を味わえる立地だという。

201907181200

同ホテルでは、周辺の景観に溶け込む和建築を取り入れるとともに、「ミュージアム・ホテル」をコンセプトに、ただ泊まるだけではない、京都の伝統と文化を感じられるホテルを目指す。
伝統工芸品や美術品を館内に配置、目で見て楽しめるだけでなく、茶の湯を学ぶことの出来る「日本茶&Bar」や、和の佇まいを堪能できる貸切風呂など、様々な体験を用意する。

インテリアデザインは株式会社乃村工藝社が担当。
和の美しさと現代的な機能性の両立を追求した客室、中庭やアートを主役とする舞台スペースを配置したロビーなど、滞在することが目的となる、このホテルならではの時間が流れる空間を演出するという。

なお、住友商事と東急ホテルズによる共同事業は、1997年に開業した横浜ベイホテル東急(横浜市西区、開業時の名称は「パンパシフィックホテル横浜」)以来、約20年ぶりとなる。

ホテル所在地は京都市東山区三条通白川東入三丁目夷町175-2他(地番)、交通は京都市営地下鉄東西線「東山」駅より徒歩4分。
施設構成は客室(約170室)・フロント・ロビー・レストラン・ジム・温浴施設・ギャラリー他。