【ニュース】 豊田市とジョルダン、「観光型MaaS」のモバイルチケット「ENJOYとよたパス」を9月より提供、国内の自治体では初 愛知県豊田市

2019.06.27
豊田市とジョルダン株式会社(東京都新宿区、佐藤俊和社長)は、国内の自治体では初めて、「観光型MaaS」のモバイルチケット「ENJOYとよたパス」の提供を9月より開始する。

同市では、この秋開幕するラグビーの国際大会に合わせ、来訪する国内外の観光客向けに、利便性の高いモバイルチケットによる企画きっぷの販売・運用を検討、ジョルダンが提供するアプリの採用を決定した。
国内外より多くの来場者が見込まれる中、利用者は多言語に対応したアプリで企画きっぷを購入することで、そのままスマートフォン1つでバス・飲食店・観光施設での利用が可能となる。

バス乗車券には、ジョルダンが日本での総代理店契約をしている
Masabi社のモバイルチケッティングサービス「Justride」(ジャストライド)を採用。
今回の取り組みは、この技術を使用した国内初の「観光型MaaS」となる。

モバイルチケットの販売期間は8月28日~10月27日、チケット利用期間は9月1日~2019年10月27日の土・日・祝日。
同市内のバスの1日乗車券「とよた1DAYパス」1日乗車券に飲食などのサービスを付加した企画きっぷ「ENJOY とよたパス」が対象。
利用者はアプリを使用することでキャッシュレスでチケットを購入できる。

訪日外国人向けに多言語対応のバス1日券や企画きっぷを用意することで、利用の混乱や不便を軽減できるほか、ラグビーの試合前後の時間を有効利用できる企画を用意することで、同市内の商店・施設への集客促進などが期待できるという。