【ニュース】 オリックスなど、風間浦村と青森市で地熱発電の事業性検証のための掘削調査を開始 青森県風間浦村

2019.06.25
オリックス株式会社(東京都港区、井上亮社長)はこのほど、青森県風間浦村と青森市で、地熱発電の事業性検証のための掘削調査を開始した。

同社はこれまで、同村と同市で地表調査を実施してきたが、今回、地元関係者の了承のもと、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)による「平成31年度地熱発電の資源量調査事業費助成金交付事業」の採択を受けたことから、掘削調査を実施する。

同社は再生可能エネルギーによる発電事業を積極的に展開しており、地熱発電については、オリックスグループの温泉旅館「別府 杉乃井ホテル」(大分県別府市)が自家用では国内最大規模となる最大出力1,900kW(1.9MW)の地熱発電所を保有・運営しているほか、八丈島で公募採択された地熱発電事業でも2022年の運転開始を目指し、調査を進めている。

今回の掘削調査のうち、青森県下北郡風間浦村下風呂地域での事業者はオリックス株式会社、青森市八甲田西部城ヶ倉地域での事業者はオリックス株式会社・株式会社城ヶ倉観光。
調査期間は何れも2019年5月~2020年2月(予定)。