【ニュース】 豊後高田市「昭和の町」をメインロケ地とした映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が6月28日に日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で放送 大分県豊後高田市

2019.06.24
豊後高田市「昭和の町」をメインロケ地に、山田涼介さん(Hey! Say! JUMP)主演の映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が6月28日に日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」(21時~)で放送される。

昭和の町は、市の中心部にある8つの商店街。
昭和の町の取り組みを始める以前は、さびれきった町だったが、現在では年間40万人の観光客が訪れる「奇蹟」が起きた商店街に生まれ変わったという。

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大分県の国東半島(くにさきはんとう)西側に位置する同市の総人口は、1947年の約5万人をピークに減っていき、現在(2019年5月末)は2万2,000人。
現在では空港や高速道路のインターチェンジもない、JRもない陸の孤島だが、かつては私鉄の終点として、さらには半島一円のバス路線の起点として人々が集う賑やかな場所だったという。
しかし、昭和40年代の鉄道の廃線やモータリゼーション進展による人の流れの変化、平成の時代には郊外型大型店という新業態の進出などにより、中心市街地は急速に衰退。
中心市街地にある8つの商店街は「昭和」の姿のまま時代に取り残された。

「昭和の町」の取り組みは、昭和30年代の活気を蘇らせようと
2001年に立ち上げた取組みで、当初9軒でスタートした「昭和の店」は、現在では40軒以上に増加。
あわせて拠点施設「昭和ロマン蔵」を整備するなど、着実に取り組みを進めてきたという。