【ニュース】 パナソニックなど、老朽化したビルをリノベーション、コワーキングスペースなどで構成する複合施設「TENNOZ Rim」をオープン 東京都品川区

2019.06.20
パナソニック株式会社(大阪府門真市、津賀一宏社長)・三菱地所レジデンス株式会社(東京都千代田区、脇英美社長)・寺田倉庫株式会社(東京都品川区、寺田航平社長)は6月19日、パナソニックが保有する築26年の老朽化したビルを3社共創でリノベーションし、コワーキングスペースや次世代オフィスラボ、リハーサルスタジオなどで構成する複合施設「TENNOZ Rim」(東京都品川区)をオープンした。

3社は、同施設の運営を通じ、先進的なソリューションや最先端の文化を広域に発信。
空港や新幹線からのアクセスが良く、クリエイティブな人々や企業が多く集まる同地域(東京・天王洲運河エリア)の価値向上を図るほか、ビルリノベーションによる地域活性化のモデルケースとしても認知を広げることで、老朽化ビル対策へのソリューションを示すという。

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三菱地所レジデンス運営の「コワーキングスペース」では、パナソニックの最新照明技術やナノイー発生装置内蔵の空調のほか、バイオフィリックデザイン「COMORE BIZ」などを導入。
共用部にはTSUTAYA監修のライブラリを設置する。

パナソニックが運営する「次世代オフィスラボ」では、コワーキングスペース運営で得られたセンサー情報を蓄積・分析し、次世代オフィスソリューションの開発を行う。

寺田倉庫運営の「リハーサルスタジオ」では、都内有数の広さ
(474㎡)を有し、ミュージカルやドラマ、ダンスなど様々な用途の稽古場として活用する。
また、工場排出物等を活用した「アップサイクルプロダクト」を配置したラウンジや、食とグローバルな交流を通じたオープンイノベーションを促進するためのマルチ・コミュニティ・スペースも併設。
循環型社会の実現に向けた提案や、地域に新たな刺激とコミュニケーションを創出するとしている。

「TENNOZ Rim」の所在地は東京都品川区東品川1丁目3番15号。
延床面積は1,343.71㎡。
主な機能はコワーキングスペース(三菱地所レジデンス、469㎡・93席)、次世代オフィスラボ(パナソニック、46㎡)、リハーサルスタジオ(寺田倉庫、474㎡)、サークラウンジ(89㎡)、マルチ・コミュニティ・スペース(株式会社FRAMELUNCH、224㎡)。