【ニュース】 西松建設など、「富山」駅前で「ホテルJALシティ富山」を2022年に開業予定 富山県富山市

2019.06.17
西松建設株式会社(東京都港区、髙瀨伸利社長)と、株式会社ホテルオークラ(東京都港区、荻田敏宏社長)傘下の株式会社オークラニッコー ホテルマネジメント(東京都品川区、マルセル・ファン・アルスト社長)はこのほど、「富山」駅前(富山県富山市)でホテル事業(ホテル名称:ホテルJALシティ富山、2022年開業予定)を共同で推進することに合意した。

同事業を推進するにあたり、西松建設と、西松建設が100%出資し設立する株式会社西松ホテルマネジメント、株式会社オークラ ニッコー ホテルマネジメントの3社間で、同ホテルに関する運営管理契約を6月下旬に締結する(予定)。

富山市は、安価な電力供給と良質で豊富な工業用水を得られる地理的条件、充実した産学官提携研究施設などを基盤として、精密工業製品や各種微細加工素材、高機能ロボットの製造など、日本海側における屈指の工業都市。
また、自然ゆたかな富山湾の恵みをはじめとする観光資源があり、2015年に北陸新幹線が開通したことで、よりアクセスが容易になり、ビジネス・レジャーともに宿泊者数の増加が見込まれるという。

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同ホテルの計画地は、JR「富山」駅より徒歩3分に位置し、ビジネス・レジャーの拠点として恵まれた立地。
西松建設は、同市の将来性や同計画地の潜在的可能性を踏まえ、当該ホテルを開発・所有することとした。
企画・設計段階から自社のノウハウを活かし、長期的な視点に立った建物を造るとともに、そのホテルの運営を、国内外に幅広いネットワークを有するホテルオークラグループに委託することで、利用客に長く選ばれるホテルを目指す。

「ホテルJALシティ富山」は、平均客室面積25㎡(ツイン26~31㎡、ダブル21㎡)、総客室数250室。
オールデイダイニング、バー、ライブラリーなどを備えた宿泊主体型のホテルを予定している。
ホテルJALシティのブランドコンセプト「Smart simplicity(最先端のシンプリシティ)」に基づき、デジタルデバイスを用いることでスマート&シンプルな滞在を実現し、限られた時間を有意義に過ごしたいという利用客のニーズに応えるホテルを目指す。

「ホテルJALシティ富山」の建設予定地は富山県富山市宝町1丁目、交通はJR高山本線・北陸新幹線他「富山」駅より徒歩3分。
階数は10階、延床面積は約9,600㎡。
客室数は約250室。
その他施設はオールデイダイニング、バー、ライブラリー。