【ニュース】 プロロジス、「プロロジスパーク千葉2」をマルチテナント型物流施設として着工、需要を受け計画を変更 千葉県千葉市

2019.06.13
物流不動産の所有・運営・開発を手掛けるプロロジス(日本本社:東京都千代田区、山田御酒社長)はこのほど、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク千葉2」(千葉市稲毛区)の起工式を実施した。

隣接地で開発中のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク千葉1」は、今年9月の竣工に先立ち、賃貸面積の約70%が契約済み。
この需要の高さを受け、同社では当初BTS型として計画していた「プロロジスパーク千葉2」の計画を変更、マルチテナント型として着工した。
両施設合わせて、延床面積約21万㎡を超える物流ハブ「プロロジスパーク千葉」として完成させる計画だという。

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同施設は、千葉湾岸エリアから約6kmに位置し、国道16号と東関東自動車道の結節地点の立地。
需要の高い物流施設集積地の千葉湾岸部と16号内陸部の両特性を併せ持つ希少なエリアで、eコマースを中心に、首都圏へ配送する食品・日用雑貨、空港を利用した国際貨物など、多様な物流ニーズに対応できる物流適地だという。
また、計画地周辺には複数の住宅集積地が広がり、JR主要駅(稲毛駅・西千葉駅・四街道駅)から発着するバス路線網が充実、大型商業施設や飲食店、レジャー・公共施設も充実しており、円滑な雇用確保が期待できるエリアだとしている。

施設の館内人口は400~500人程度と想定、カフェテリアスペースやコンビニエンスストアを整備し、駅からは専用送迎バスを運行する予定。
また、入居企業の従業員が来客対応や打ち合わせに利用可能な小規模オフィススペースも複数整備する計画だという。

「プロロジスパーク千葉2」の開発予定地は千葉市稲毛区六方町
210-1。
敷地面積は3万176.41㎡、計画延床面積は6万8,211.61㎡。
構造・規模はRC造(一部S造)・地上4階建。
竣工は2020年11月予定。