【ニュース】 JR九州と第一交通産業が業務提携、一体的なモビリティサービスの展開を見据え、両社が協力 福岡県福岡市

2019.05.31
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、青柳俊彦社長)と第一交通産業株式会社(北九州市小倉北区、田中亮一郎社長)はこのほど、両社が提供する輸送サービスを連携、より便利で使いやすい公共交通サービスの実現に向け、業務提携契約を締結した。

鉄道の高速・大量輸送サービスと、タクシーのきめ細やかな輸送サービスを組み合わせ、利用客のニーズに、よりマッチする公共交通サービス実現するため、将来のMaaS(Mobility as a Service)による一体的なモビリティサービスの展開を見据え、両社が協力する。

今回の業務提携第1弾では、両社のインターネット予約サービスのPRと利用促進を図る目的で、「ネット列車予約×SUGOCAでタクシーに乗ろう」キャンペーンを6月1日~8月31日に実施。
キャンペーンページでエントリーし、一定の利用条件をクリアした人には、抽選で500名にJRキューポ1,000ポイントを付与する。

両社は今後、同キャンペーンを契機に、両社が提供するスマートフォン予約アプリの連携など、将来的な「MaaS」の実現を視野に入れた新たなサービスの検討などを進める予定。
今後の具体的な両社の取り組みについては、準備ができ次第随時発表するとしている。