【ニュース】 大井川鐡道、不通の井川線が305日ぶりに全通するのに合わせ、募集型企画旅行を3月30日・31日に設定 静岡県川根本町

2019.02.05
大井川鐵道株式会社(静岡県島田市、鈴木肇社長)は、井川線(愛称:南アルプスあぷとライン)の「千頭」(静岡県川根本町)~「井川」(静岡市葵区)間が3月9日、305日ぶりに全通するのに合わせ、募集型企画旅行を設定した。

同区間は、2018年5月8日、「閑蔵」~「井川」間(静岡市葵区、千頭起点23.7㎞地点)で発生した土砂崩れにより、同日より「千頭」~「閑蔵」間の折り返し運転を行っていたが、近々、復旧工事が完了する見込みとなっている。

今回の募集型企画旅行は、本来の姿を取り戻す井川線全線乗車と、同線沿線にある隠れた桜の名所「川根両国」、さらに静岡県でも有数の桜スポット「家山」を一挙に訪ねるというもの。
「日本唯一のアプト式鉄道」と、昭和のたたずまいを伝え続ける「SL列車」の乗車で、日本の原風景を楽しめるとしている。

コース名「3月9日 井川線復旧! 全線開通記念!南アルプスあぷとライン全線乗車と川根両国・家山の桜鑑賞(日帰り)」の旅行日は3月30日・31日(2日間設定)。
募集人員は1日あたり40名(最少催行人員25名)。
旅行代金は中学生~大人が9,800円、小学生が7,800円、小学生未満(席なし、弁当なし)が500円。
代金には各交通機関の乗車料金・運賃・昼食代・保険代を含む。
集合は静岡駅南口8時、解散は同駅18時30分頃。
申込みは大井川鐵道公式ホームページの商品紹介ページ・受付専用フォームより(定員になり次第締め切り)。