【ニュース】 プロロジス、古河市でBTS型物流施設5棟で構成するインダストリアルパークを開発、同社開発物件では国内最大の敷地面積 茨城県古河市
2019.01.23
物流不動産の所有・運営・開発を手掛けるプロロジス(日本本社:東京都千代田区)は、古河市でBTS型物流施設5棟で構成するインダストリアルパークの開発に着手する。
開発を計画している「プロロジス古河プロジェクト」フェーズ2の敷地面積は約17万5,200㎡。
国内におけるプロロジスの開発実績では、平場面積として過去最大の敷地となる(フェーズ1は竣工済み)。
開発予定地は、圏央道「五霞」ICより約6km(約10分)の北利根工業団地内。
茨城県と都心部をつなぐ新4号国道から至近に立地し、圏央道の開通により、都心部から放射状に延びる東名・中央・関越・東北・常磐・東関東自動車道も利用しやすくなったことから、関東全域だけでなく、東日本の広域配送拠点としても活用可能だという。
フェーズ2では、広大な敷地に、カスタマー1社につき1棟の専用(BTS型)物流施設を5棟開発する(入居企業募集中)。
工業専用地域の特性を活かし、様々な業種・用途の物流需要に応えるインダストリアルパークとして開発するとしている。
個々の物流施設は、延床面積約1万坪の規模を想定し、各入居企業の要望に合わせた施設設計を行う。
医薬品や食品保管のための定温・冷蔵倉庫に対応したドックシェルターの装備や、飲料等の重量物保管に応える床荷重、保管効率を高める有効高さの設定、ランプウェイ付きの多層階施設、免震構造などの多様な要望にも対応する。
また、広大な敷地規模を活かし、パーク内で働く人のための休憩スペースやコンビニエンスストアを備えた共用棟や、給油所等の併設も検討しているという。
「プロロジス古河プロジェクト」フェーズ2の所在地は茨城県古河市北利根。
総敷地面積は約17万5,500㎡、1棟あたり延床面積は3万3,000㎡(1万坪)程度を想定。
着工予定は2019年秋~順次着工、竣工予定は2021年~順次竣工。