【ニュース】 フィッシュリップル、群馬県と協業し、同県産シルク商品をPRするプロジェクトを開始、第一弾ではストールを100組限定で提供 群馬県前橋市

2018.12.18
フィッシュリップル株式会社(東京都渋谷区、岸本圭介代表)はこのほど、群馬県と協業し、同県産シルク商品をPRするプロジェクト「the SILK」を立ち上げた。

「the SILK」初の商品は、生糸の生産から商品企画・デザイン、製造・販売までオール群馬で手掛けたシルクストール。
ストールの商品開発・デザインにあたっては、群馬県みなかみ町に拠点を置くアパレルブランド「MofM(マンオブムーズ)」のクリエイティブディレクター・福山正和氏とコラボレーションした。
「the SILK」オフィシャルオンラインストアで12月1日より販売を開始している。

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同県は全国1位の養蚕県で、繭から生糸をつくる製糸業でも全国トップ。
養蚕農家の丁寧な飼育と高度な製糸技術により生まれる「ぐんまシルク」は海外での評価も高く、幅広く使用されているという。
しかし近年は、外国産の安価な生糸に需要を奪われ、現在、県内の製糸場も1社しか残っていないというが現状。

こうした中、平成26年に「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産登録されたことで、日本の近代化を支えた県内の養蚕・製糸業の価値が再認識され始めたことから、同県では、「県産シルク」の価値を一般生活者等へ認知拡大させるため、「県産シルク商品ブランド化業務」を開始。

今回立ち上げた「the SILK」プロジェクトでは、クリスマスのギフト需要を見越し、まずはユニセックスで使えるストールを2サイズ、各4色展開。
100組限定で提供する。