【ニュース】 JR西日本と大阪外環状鉄道、「おおさか東線」全線開業時の運行体系などを発表、「新大阪」~「奈良」間は直通快速タイプで60分 大阪府大阪市

2018.11.14
西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、来島達夫社長)と大阪外環状鉄道株式会社(大阪市中央区、野本康憲社長)は11月13日、整備を進めている新路線「おおさか東線(「新大阪」~「久宝寺」)」全線開業時の運行体系などを発表した。

同線は、2008年3月に「放出」~「久宝寺」の南区間が開業。
残る「新大阪」~「放出」の北区間は、2019年春開業に向け、準備を進めている。

全線開業時の運行体系は、「久宝寺」から大和路線を経由し「新大阪」~「奈良」間を直通で結ぶ快速タイプの「直通快速」、「新大阪」~「久宝寺」間の各駅に停車する「普通」の2種類を設定。

1時間あたりの運転本数は、「直通快速」は平日朝夕が4往復・土休日朝夕が2往復、所要時間は「新大阪」~「奈良」間が概ね60分。
「普通」は早朝深夜を除き1時間あたり4往復、所要時間は「新大阪」~「久宝寺」間が概ね35分。

また「直通快速」の停車駅には、大阪メトロ中央線と結節する「高井田中央」、近鉄奈良線と結節する「JR河内永和」を新たに加える。
これにより、大阪東部地域・奈良方面から、新幹線の拠点「新大阪」や大阪都心部への鉄道の利便性を高めるという。
なお、「直通快速」は「尼崎」~「放出」間の運転の取りやめるとしている。