【ニュース】 大和リース、社員の声を元に改良した「移動現場事務所」の新型モデルを販売、建設業の他、保険業界やマスコミ業界などにも展開 大阪府大阪市

2018.11.12
大和ハウスグループの大和リース株式会社(大阪市中央区、森田俊作社長)は11月9日、同社が開発した「移動現場事務所」の新型モデルの販売を開始した。

「移動現場事務所」は、業務の効率化と労働時間の短縮を目指し、車両内に事務所機能を搭載したもの。
2016年より順次、同社の支店・営業所18ヶ所に導入していた。
今回の新型モデルでは、社員の声を元に改良を加えたという。

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同車両を利用することで、工事現場での作業・監督や、遠方への営業を担当する社員が出先でも業務を行うことが可能となる。
これにより、事務処理のために会社に戻る移動時間を削減できるという。

同社では、業務の効率化と労働時間の短縮に向け、まずは自社拠点に同車両を導入し、実証実験に取り組んできた。
今回の新型モデル発売に伴い、建設業に限らず、保険業界やマスコミ業界など、他の業種でも広く活用できる商品として展開するとしている。

なお、9月6日未明に発生した北海道胆振東部地震の際には、札幌市立発寒西小学校(同社が仮設校舎を施工中)で、学校関係者や近隣住民約200名に充電場所として同車両を利用してもらったという。

「移動現場事務所」の車種は、NV200バネットバン(日産)、NV350キャラバン(日産)、ハイエースバン(トヨタ)。
金額はNV200 バネットバン(日産)が5年リースで月額6万3,000円~、NV350キャラバン(日産)が5年リースで月額8万2,500円~、ハイエースバン(トヨタ)が5年リースで月額が8万3,200円~。