【ニュース】 森ビル、Via社と連携し、虎ノ門ヒルズ・六本木ヒルズなどで最先端アルゴリズムによる「オンデマンド型シャトルサービス」の実証実験を開始 東京都港区

2018.08.02
森ビル株式会社(東京都港区、辻慎吾社長)は8月1日、米国・ニューヨーク市に拠点を置くVia社と連携し、虎ノ門ヒルズ・六本木ヒルズ(東京都港区)などで最先端アルゴリズムによる「オンデマンド型シャトルサービス(HillsVia)」の実証実験を開始した。

今回の実証実験では、Via社独自開発のアルゴリズムを採用することで、交通渋滞や環境負荷など都市交通が抱える課題の解決に寄与すると共に、移動手段の選択肢を増やすことで、より豊かな都市生活の実現を目指す。

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同実証実験で採用するVia社のサービスは、都市部に最適化した独自開発のアルゴリズムによって、既存のオンデマンド型シャトルサービスよりも高い輸送効率を実現できることが特長。
複数の乗車希望者をリアルタイムで把握し、最適な配車、最適なピックアップポイント(バーチャルバス停)の指定、最適なルートの選定をし、同方面に向かう複数の乗客の効率的な移動を可能とする。
Via社のサービスは、既にニューヨーク、シカゴ、ワシントンDC、ロンドン、アムステルダムなど、多くの国際都市で導入されている。
すでに約3,500万人が利用しており、これらの都市では、Via社を始めとする新たな都市内交通サービスの登場により、都市内経済活動の活発化や新たな雇用の創出などの効果が確認されているという。

実証実験の期間は2018年8月1日~2019年7月31日予定。
実施場所は虎ノ門ヒルズ、六本木ヒルズ他。
対象は森ビル社員約1,300名他。
検証項目は、都心におけるオンデマンド型シャトルサービスの有効性、街の付加価値向上の可能性、オフィステナントの企業価値向上への貢献の可能性。