【ニュース】 JR九州バス、手のひらサイズの双方向通訳デバイスを使用した多言語対応の対話サービスを7月1日より佐賀県内の路線バスで開始 佐賀県佐賀市

2018.06.26
JR九州バス株式会社(福岡市博多区、植弘靖彦社長)は、佐賀県内で増加する訪日外国人旅行客への案内サービスの充実を図るため、手のひらサイズの双方向通訳デバイスを使用した多言語対応の対話サービスを、7月1日より佐賀県内を運行する路線バス(嬉野線)全車両で開始する。

同サービスでは、「バス運転中以外」に限り、携帯する手のひらサイズの通訳機を使用し、多言語対応の対話サービスを行う。
バス車内の広告枠等に案内文を掲示し、同サービスの周知を図る。

同サービスで使用する通訳デバイスは、ソースネクスト株式会社の「POCKETALK(ポケトーク)」。
互いに相手の言葉を話せなくても対話ができる手のひらサイズの
IoT通訳機で、入力された音声をクラウド上で高度な処理を行い、翻訳された情報を正確・瞬時に返すという。

今回の取り組みは、佐賀県地域創発による地域交通モデル事業を活用したもの。
同モデル事業とは、県内の地域の実情に応じた移動手段確保を検討し、新たな利用促進取組を行う市・町・バス事業者等に対し、行われる佐賀県の支援事業。