【ニュース】 三好市、築100年以上地域に守られてきた古民家を三好交流拠点施設「真鍋屋」として6月1日にオープン 徳島県三好市
2018.05.23
生涯活躍のまち(日本版CCRC)構想を総合戦略に盛り込んでいる三好市は、「生涯活躍のまち」の運営拠点となる三好交流拠点施設「真鍋屋」(愛称MINDE)を6月1日にオープンする。
指定管理者は社団法人三好みらい創造推進協議会(徳島県三好市、丸浦世造代表理事)。
同施設は、築100年以上地域に守られてきた古民家を改装したもの。
刻みタバコの生産や木材商として栄えた地元の商家「真鍋家」が同市に無償提供した古民家をリノベーションした。
今後同施設では、UIターン等を検討する人のワンストップ支援窓口、スタートアップ支援オフィス環境、多世代の交流・協働機能を持たせた地域の交流拠点施設運営に取り組む。
3つの機能「コンシェルジュ機能」「インキュベーション機能」「交流協働機能」を持たせ、新しい協働のまちづくりを目指す。
同施設の建物は、木造2階建て、敷地面積は約728㎡。
大きな松や築山、井戸のある中庭をぐるり囲むように配された母屋と蔵、別棟が、「移住支援の場」「起業支援の場」「交流の場」として機能する。
各施設からは中庭を望むことができ、山間の景色ともマッチし、落ち着いた空間になっているという。
「コンシェルジュ機能」では、移住支援のサービス窓口を設置。
仕事や住まいの紹介などワンストップ支援を行う。
「インキュベーション機能」では、四国のへそでのスタートアップを支援。
中・短期滞在のお試し住宅、レンタルオフィスも実施する。
「交流協働機能」では、交流スペースやミーティングスペースで多世代交流をサポート。
飲食スペース併設により、食を活かした新しいコミュニケーションから関係人口増加に取り組む。
三好市地域交流拠点施設「真鍋屋」(愛称MINDE)の所在地は徳島県三好市池田町マチ2226番地3-1。