【ニュース】 WILLER TRAINS、世界で一番大きいカフェ「丹鉄珈琲~114kmCAFE」店舗オープンに向け、京都丹後鉄道初となるクラウドファンディングを活用した事業展開を開始 京都府宮津市
2018.03.30
京都丹後鉄道の運行を手掛けるWILLER TRAINS株式会社(京都府宮津市、寒竹聖一代表)は3月29日、丹鉄珈琲プロジェクト「丹鉄珈琲~114kmCAFE」店舗オープンに向け、丹鉄初の試みとなるクラウドファンディングを開始した。
これを機に、地域の事業者とのさらなる連携の強化と、丹鉄沿線の活性化および地域振興を推進していく。
京都丹後鉄道は、「もうひとつの京都」とも呼ばれる京都北部の日本海に面した「海の京都」を走るローカル鉄道。
同鉄道ではこれまでも、沿線の地方創生を目指し、ビジネスアイデアに出資する日本初の投資型鉄道ファンド「丹鉄ファンド」や鉄道ビジネスを軸に地域に根付いた収益モデルを生み出せる人材育成を目的とする「鉄道ビジネススクール」を実施し、持続的な地域活性化に向け活動してきた。
その一環として同鉄道は、平成29年8月に地元事業者とともに、そこでしか味わえない、その土地の風景・歴史を感じさせるご当地珈琲「丹鉄珈琲」の販売を開始。
丹後地域にちなんだ5種のオリジナルブレンドを通じて、丹鉄沿線の魅力発信をしてきたという。
今回は、より多くの人々に丹鉄珈琲を知ってもらうため、丹鉄宮津駅(京都府宮津市)構内にある空き店舗を利用し、「丹鉄珈琲~
114kmCAFE(ひゃくじゅうよんきろかふぇ)」をオープンする。
そのオープンに伴う資金支援を、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」を通じて募る。
同店舗は、「旅の始まりと終わりに、こだわりの商品を」をコンセプトに、珈琲片手に旅に出る人々への旅の窓口として、そして「もう1つの京都」と「ローカル鉄道」の魅力を発信する拠点として活用していく。
さらに丹鉄珈琲の他、地元のこだわりの食材を使用したスイーツの提供などを行うことで、地元の人々が集まる賑わいの場としても活用し、地域活性化を進めていくとしている。
また今回の取り組みに伴い、4月16日に地域の事業者へ向けた「クラウドファンディングを活用した新しい地域活性化への取り組み方」を説明するクラウドファンディングセミナーを、株式会社
CAMPFIREと共催で実施する。
丹鉄珈琲プロジェクトの実施期間は3月29日~5月20日。
目標金額は200万円。
クラウドファンディングセミナーの実施日時は4月16日の14時~
16時。
会場は市民交流プラザふくちやま/視聴覚室。