【ニュース】 大和ハウス工業など、大型マルチテナント型物流施設「DPL流山Ⅰ」を竣工、施設内に保育施設やコンビニエンスストアを完備 千葉県流山市

2018.03.29
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、芳井敬一社長)は3月28日、大型マルチテナント型物流施設「DPL流山Ⅰ」(千葉県流山市)を竣工した。
5月1日より本格稼働する。
建築主は、同施設開発のために設立された株式会社流山共同開発。

同施設では、働き方改革を支援するため、テナント従業員専用の保育施設やコンビニエンスストアを完備。
また、免震システムや非常用自家発電機を設置するなど、防災配慮設計としたほか、物流業界の人手不足にも対応、物流の効率化・自動化を実現するため、AIやロボットなどの最新技術を取り込む次世代型多機能物流施設としている。

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同施設の立地は、常磐自動車道「流山IC」より約2.7km。
首都圏広域から東日本全域までアクセス可能な場所に位置しており、首都圏向け物流の集約拠点としてだけでなく、世界中からの輸出入の基地としても利用可能だという。

建物は、地上4階建て・延床面積は14万1,315.73㎡で、同社のマルチテナント型物流施設としては最大級となる。
各区画に事務所の設置を可能とし、テナント企業の様々なニーズに対応する。

また、テナント従業員専用の保育施設(運営:株式会社ママスクエア)を施設内に完備。
最大40名まで受け入れ可能で、親子で通勤ができ、緊急時でも保護者がすぐに対応可能だとしている。
あわせて、カフェテリア(座席数110席)やコンビニエンスストアも設置。

さらに、東武アーバンパークライン「江戸川台」駅と同施設を繋ぐ専用巡回バスが運行予定で、通勤の利便性向上も図る。

「DPL流山Ⅰ」の所在地は千葉県流山市大字西深井1514番1他、交通は常磐自動車道「流山IC」より約2.7km。
敷地面積は6万6,580.69㎡、延床面積は14万1,315.73㎡、賃貸面積は12万4,105.04㎡(1フロアの面積は約3万500㎡~約3万
2,500㎡)。
構造・規模はPC造一部S造(プレキャスト・プレストコンクリート造一部鉄骨造)・地上4階建て。