【ニュース】 フェリーさんふらわあ、大阪⇔志布志航路の新造船「さんふらわあさつま」を5月15日に就航、大型化し旅客サービスも拡充 鹿児島県志布志市

2018.02.22
株式会社フェリーさんふらわあ(大分県大分市、井垣篤司社長)は、大阪~志布志航路に投入する新造船大型フェリー2隻のうち、1隻目となる「さんふらわあさつま」の就航日(営業開始日)を決定した。

新造船は5月15日の志布志(鹿児島)行き下り便から運航を開始、同日の志布志(鹿児島)発上り便は現行船「さんふらわあきりしま」が運航する(予約受付は3月15日9時より開始)。
なお、2隻目の新造大型フェリー「さんふらわあきりしま」は、今夏の就航を目指しているという。

20180222さんふらわあ

新造船は、大型化により、モーダルシフトや昨今のドライバー不足の受け皿として国内物流で一層大きな役割を担うとともに、旅客サービスでも船内設備や各種船内エンターテイメントで様々な試みを用意。

3フロア吹き抜けのエントランスホールは現行船の2.5倍に拡大、ホール内のアトリウムでは、四季、海や宇宙のプロジェクションマッピングが楽しめるようにした。
船内パブリックスペースにはデジタルサイネージを設置、船内Wi-Fiを利用することでスマホ・タブレットも利用可能となるほか、最大100タイトル(就航開始時は約30タイトル)の映画がオンデマンドで視聴可能となる。

また、レストランも現行船の1.5倍に、展望大浴場も現行船の1.7倍に拡大。
全客室117室のうち8割以上の94室を個室とし、全ての個室にシャワー・トイレ・洗面台・冷蔵庫を設置した。
その他、最上級客室の「スイートルーム」を初めて設置したほか、関西~九州航路で初となるドッグランも設置したという。