2017.12.15
株式会社JTBコーポレートセールス（東京都千代田区、皆見薫社長）は12月15日、農業ITベンチャーの株式会社ファームフェス（鹿児島鹿児島市、小平勘太代表）と協業し、地方の耕作放棄地や遊休農地を都市の企業向けにレンタルし地方創生に貢献するプロジェクト「RE FARM」の販売を開始した。

「RE FARM」は比較的大規模な農園を、企業向けに特化し企画したプログラムが特徴。
企業は農場の命名権、現地での大人数での収穫体験や農家との交流、収穫物の受け取りなどのサービスを受けることができる。
また、農場は現地の農家により通年管理されるため、通常時の負担はなく、専用Webページで農家とのコミュニケーションも可能だという。

参加企業は、職場旅行や社員の家族旅行、収穫物の社員への贈呈といった福利厚生メニューに同プロジェクトを活用可能。
企業の地域貢献といった社会貢献活動としての価値も提供する。

また、耕作放棄地の増加を防ぐと同時に、都市からの人流の創出、交流を創造することで、地域活性化の場も提供するとしている。

同プログラムの第1弾は、都心部から車で約2時間、山梨県の八ヶ岳地域の農場からスタートする。
今後は全国10拠点を開発し、その地域ならではの体験コンテンツなどを企画する予定。
また、企業にゆかりのある地域でオリジナルの農場を開発するなど、オーダーメイドで様々な要望にも対応するという。