【ニュース】 西武鉄道など、「(仮称)東長崎駅南口計画」の賃貸住宅部分で「東京都子育て支援住宅認定制度」設計認定を取得、豊島区内では初 東京都豊島区

2017.12.04
西武鉄道株式会社(埼玉県所沢市、若林久社長)と株式会社西武プロパティーズ(埼玉県所沢市、上野彰久社長)は12月1日、両社が西武鉄道池袋線東長崎駅南口周辺で2019年の開業を目指し開発を推進する複合施設「(仮称)東長崎駅南口計画」(東京都豊島区)で、賃貸住宅部分が「東京都子育て支援住宅 認定制度」の設計認定を受けたと発表した。
同認定制度では、豊島区内初の認定となる。

同計画は、既存施設を複合用途に転換するとともに、西武鉄道が所有する周辺の土地とあわせて一体で整備・開発するもの。
賃貸住宅・商業施設・保育所で構成する複合施設は、西武グループでは同計画が初となる。
20171204西武鉄道

「東京都子育て支援住宅認定制度」は、居住者の安全性や家事のしやすさなどに配慮された住宅で、かつ、子育てを支援する施設 やサービスの提供など、子育てしやすい環境づくりのための取組みを行っている優良な住宅を東京都が認定する制度。
子育てしやすい環境整備のための様々な施策のひとつとして2016年2月に運用が開始され、これまでに新規建築の集合住宅物件4件、既存の物件6件が認定を受けているという。

同計画では、建物内の認可保育所の併設をはじめ、子育てに適した公園・施設に近接する立地特性や住戸内の段差解消、シックハウス対策など、同認定制度の様々な認定基準をクリアするとともに、豊島区が推進するより優れた子育て環境づくりに向けた支援制度なども活用しながら整備していくとしている。

「(仮称)東長崎駅南口計画」の所在地は東京都豊島区南長崎五丁目3869番7他。
事業主は西武鉄道株式会社、事業代理は株式会社西武プロパティーズ。
敷地面積は約1,310㎡、延床面積は約4,690㎡。
建物(予定)の構造・規模は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)・地上11階建。
用途は賃貸住宅(ファミリータイプ中心45戸)、商業施設(西友の再出店ほか)、保育所(認可保育所)。
着工は2017年10月、竣工予定は2019年。