【ニュース】 東京急行電鉄と東急不動産、渋谷駅周辺地区の再開発事業の進捗を発表、「渋谷ストリーム」にはグーグル日本法人の本社機能が移転 東京都渋谷区

2017.11.20
東京急行電鉄株式会社(東京都渋谷区、野本弘文社長)と東急不動産株式会社(東京都港区、大隈郁仁社長)は11月17日、渋谷駅周辺地区の再開発事業の進捗状況を発表した。

同発表では、2018年秋開業予定の大規模複合施設「渋谷ストリーム」のオフィステナント内定に加え、先行して一部供用を開始する「アーバン・コア」などの詳細を公開。
さらに、「渋谷ストリーム」と同時期に開業予定の東横線線路跡地開発「渋谷代官山Rプロジェクト」のホテルテナント決定などについても発表した。

「渋谷ストリーム」では、オフィス・ホテル・商業の全賃貸区画で入居テナントが内定。
全てのオフィス区画(14階~35階)には、グーグル合同会社(東京都港区、ピーター・フィッツジェラルド代表)の本社機能が移転入居する(入居時期は2019年度を予定)。

1~3階の商業施設(店舗面積約3,000㎡、約30区画)では、「渋谷流=シブヤ・カスタム」が集まる商業空間を目指す。
4階には自転車通勤をサポートするサイクルカフェや多目的スペースが、9~13階には株式会社東急ホテルズ(東京都渋谷区、小林昭人社長)による180室規模のシティホテルが入居。
ホテルロビーは4階に設置し、インキュベーションオフィスやサイクルカフェと一体的に運営する。

また、「渋谷ストリーム」に合わせて整備する「アーバン・コア」は、同施設開業に先行し、12月2日より、地下2階~1階部分の一部で供用を開始。
渋谷駅の地下改札から地上への新たな動線が創出され、上下移動を容易にするとしている。

一方「渋谷代官山プロジェクト」では、株式会社THINK GREEN PRODUCE(東京都渋谷区、関口正人代表)が新規参入するホテル事業の1号店が入居、訪日外国人をはじめ多様な人々が集まり交流する新たな地域の拠点とする。
あわせて、オフィス区画のリーシングを開始した。