【ニュース】 三陸沿岸道路のうち、「山田宮古道路」延長部分約14kmが開通、復興へ向け道路網の整備が前進 岩手県宮古市

2017.11.20
国土交通省は11月19日、整備を進めていた三陸沿岸道路のうち、「山田宮古道路」(山田IC~宮古南IC)延長部分約14kmを開通した。
今回の開通は、復興道路全体の震災後に事業化された区間では初めての開通となる。

これにより、三陸沿岸道路を活用した物流の活性化、輸送時間短縮による地域の水産業の活性化、三陸沿岸地域の観光振興、三陸沿岸地域の命を繋ぐ緊急輸送道路の確保などが期待されるという。

復興道路・復興支援道路として整備が進む「三陸沿岸道路」「東北横断自動車道釜石秋田線」「宮古盛岡横断道路」は、今後続々と開通し、平成32年度には県内577kmの高規格道路ネットワークが整備される予定。
「三陸沿岸道路(岩手県内)」「東北横断自動車道釜石秋田線(東和IC~釜石JCT)」「宮古盛岡横断道路」は全て無料で利用可能としている。