【ニュース】 JTB中部、熱海市より受託している観光ブランド・プロモーション事業で新たなキャンペーン「やっぱり熱海」を展開 静岡県熱海市
2017.10.11
株式会社JTB中部(名古屋市中村区、松本博社長)は、熱海市より平成25年度から受託している熱海市観光ブランド・プロモーション事業の一環で、新たなキャンペーンを展開する。
10月10日、熱海市長(齊藤栄市長)とともに熱海市役所で発表した。
平成25年度よりスタートした「熱海市観光ブランド・プロモーション事業」では、同社が3年間一括受託し、同市と連携して「意外と熱海」キャンペーン事業を推進。
その成果として、昨年度の熱海市の宿泊者数は、301万人と2年連続300万人を超え、平成25年度当初立てた入湯人員275万人泊の目標を大きく超えたとしている。
10日の発表では、「意外と熱海」キャンペーンの検証と、同市への更なる誘客を目的とした新キャンペーン「やっぱり熱海」の事業内容(6項目)を明らかにした。
6項目のうち、四季のテーマに沿った新コンテンツ開発では、橙(だいだい)の新メニューを平成30年2月にリリース。
熱海の名産「橙」を、市・JRあいら・料理研究家・市内飲食店がタッグを組み、メニュー開発することで、海産物だけでなく、季節を感じることができる熱海ブランドの一つとして確立させるという。
熱海ゆかりのテーマ観光では、強運めぐり頼朝の三社詣(伊豆山神社、箱根神社、三嶋大社)バスツアーを企画。
官民協働では、行政視察や民間企業視察などを、V字回復の話題と共に積極的に受け入れる。
視察メニューは「意外と熱海」で開発した「まちあるきスイーツクーポン」など。
リピーター調査では、実際に熱海に来たことのあるリピーターのデプスインタビュー実施し改めて強みと弱みを精査。
先進地視察では、ハワイ州観光局訪問をきっかけに次世代ブランドや移民マーケット取込を狙う。
外国人受け入れ態勢整備とマーケティングでは、静岡県立大学との共同研究開発による外国人対応アプリを来春にリリースするという。