【ニュース】 京浜急行電鉄、「世代間ホームシェア事業」のNPO法人リブ&リブと提携、京急沿線で大学生とシニアが同居を開始 東京都大田区

2017.10.04
京浜急行電鉄株式会社(東京都港区、原田一之社長)は10月1日、「世代間ホームシェア事業」を提供するNPO法人リブ&リブ(東京都練馬区、石橋鍈子代表)と相互に連携・協力する業務提携契約を締結した。

「世代間ホームシェア事業」は、1人暮らしのシニアの自宅に、地方から就学のために来た大学生が同居するというもの。
リブ&リブでは毎月、専門コーディネータとしてシニア・学生両方の相談相手となり、同居生活が円滑に完了するまでのサポートを行っている。

今回の業務提携では、リブ&リブが行っている「世代間ホームシェア事業」を京急沿線で行い、学生のために京急グループのアルバイト先を紹介するほか、シニアに対しては希望者に同居解消後の不動産に係るサポートを行う。
また、沿線でのホームシェア事業がさらに広がるよう、周知活動も行うとしている。
第1弾では、10月1日より東京都大田区蒲田で、大学生(20歳)とシニア(85歳)が同居を開始した。

また、京浜急行電鉄では、今年6月1日に採択された「平成29年度横浜市立大学教員地域貢献活動支援事業」などで連携のある横浜市立大学をはじめ、沿線の大学と学生への周知など、同事業の発展について連携を行う予定としている。