【ニュース】 大井川鐵道、7月と9月の合計6日間、恒例の生ビール列車を運転、9月の運行は開始以来33年目で初 静岡県島田市

2017.05.15
大井川鐵道株式会社(静岡県島田市、前田忍社長)は、恒例となった生ビール列車を今年は7月と9月の合計6日間にわたり、新金谷駅(静岡県島田市)~千頭駅(静岡県川根本町)間で運転する。

大井川鐵道のビール列車は1984年から毎年夏季を中心に運転される、おもしろ飲食列車の老舗列車。
今までは7月・8月を中心に運転してきたが、残暑厳しい9月にも運転を望む声を受け、今年は9月にも初運行。
運転開始以来33年目にしての大変化だという。

車両はふだん団体貸切で使うことの多い特別車両 畳敷きのお座敷客車と、金谷寄りに展望デッキのついた展望車を使用。
ふだんSL列車に連結される普通客車のボックスシートとは雰囲気の異なる空間で、ビールやおつまみ、参加者同士の楽しい会話を楽しめるという。
往路は過ぎゆく大井川の流れやのどかな山里を眺めながら、復路は日没後の星空に夢を抱きながら飲むビールは格別だとしている。
20170515大井川鐡道

往路は、金谷駅17時40分発~(乗継列車)~新金谷駅17時43分着・18時発~(ビール列車)~千頭駅19時13分着。
復路は、千頭駅19時30分発~(ビール列車)~新金谷駅20時44分着・20時50分発~(乗継列車)~金谷駅20時54分着。

料金は、大人(20歳以上)6,000円(生ビール・レモンサワー・おつまみを提供)、中人(中・高生)4,000円(ソフトドリンク・おつまみを提供)、小人(幼児~小学生)3,000円(ソフトドリンク・お菓子を提供)。
大人は生ビール・レモンサワー飲み放題、好きなお酒・おつまみの持ち込みも可能。
小・中人のソフトドリンクは、ジュース類の指定ができないが、持ち込みは可能。
前年度のおつまみは枝豆、ポテトフライ、から揚げなど(内容は変更する場合あり)。
予算、数に応じ、オードブル・お寿司などの予約にも対応する。
展望列車の利用客は一律500円UPとなる。

生ビール列車の出発日は2017年7月7日、9月2日・8日・9日・15日・16日。
定員は7月が80名(お座敷のみ) 最少催行人数60名、9月が各回
110名(お座敷80名・展望車30名) 最少催行人数70名(予約制、定員になり次第締め切り)。
当日受付は17時30分~、新金谷駅構内受付カウンターにて。
申込みは、株式会社大鉄アドバンスまで。