【ニュース】 京急グループ、ルーヴィスと提携し、リノベーション付きサブリース事業「カリアゲ京急沿線」を4月1日より開始 東京都港区

2017.03.29
京浜急行電鉄株式会社(東京都港区、原田一之社長)・京急不動産株式会社(東京都港区、樫野敏弘社長)・株式会社京急リブコ(川崎市川崎区、本多利明社長)は、株式会社ルーヴィス(横浜市南区、福井信行代表)と業務提携し、リノベーション付きサブリース事業「カリアゲ京急沿線」を4月1日より開始する。

ルーヴィスは、空き家物件を借り受け、改修したうえで6年間サブリース(一定期間転貸運営)するサービス「カリアゲ」を東京23区を中心に展開してきた。
500戸以上の改修実績を持つという。

今回開始する同サービスは、京急電鉄が物件オーナーから物件を借り上げ、京急電鉄の負担でリノベーションし、入居者に貸し出すサブリース事業。
京急不動産がオーナーの募集・賃貸管理を行い、空き物件のリノベーションに定評のあるルーヴィスと京急リブコが施工する。
オーナーは手元資金ゼロでリノベーションが可能で、6年間は京急電鉄が査定した賃料の10%を、稼働状況に関係なくオーナーへ支払うとしている。

対象物件は、戸建て・アパート・マンション・長屋・ビル・店舗・倉庫(1戸・1部屋より)。
事業エリアは京急線沿線。

空き家は今後も増加が続くと予測されており、景観の悪化や、倒壊・放火といった防犯上の問題など、地域の衰退が懸念されている。
京急グループでは、今後も空き家対策としてさまざまな取り組みを行い、沿線の活性化を図っていくという。