【ニュース】 大京穴吹不動産、売却後も最長2年間 、今の住まいに賃貸で住み続けられる「買い取り賃貸居住サービス」の提供を開始 東京都渋谷区

2017.03.28
大京グループで不動産流通事業を手掛ける株式会社大京穴吹不動産
(東京都渋谷区、海瀬和彦社長)は3月28日、「自宅を売却して資金を得たいが、今すぐ引っ越すことが出来ない」というニーズに応えるマンション買い取りサービス「買い取り賃貸居住サービス」の提供を開始した。

同サービスは、同社が所有者からマンションを買い取り、所有者は売却(買い取り)後も賃料を支払うことで、最長2年間、売却したマンションに住むことができるサービス。
同社では、賃貸中の中古マンションの買い取りも積極的に展開しており、同サービスにより買い取ったマンションも、賃借人の退去後にリノベーションし、「Renoα(リノアルファ)シリーズ」として販売する予定としている。

これまでの買い取りサービスでは、売却と同時に退去する必要があったため、転居先が決まっているが早めに手元に現金がほしい、資金を確定してから住み替え先を探したい、事業資金を調達したい、借入返済のために売却せざるをえないが子どもの卒業までは引っ越したくないなど、今の住まいをすぐに離れられないものの、現金は手元に必要というニーズには応えられなかったという。

同社では今回、売却後も住まいを変えることなく賃貸で住み続けることができる「買い取り賃貸居住サービス」を提供することで、これまで対応できていなかった売却希望者の買い取りにも対応し、リノベーション事業の拡大を図る。
同サービスでは、年間120戸の契約戸数を目指すという。