【ニュース】 住友不動産、前橋市で住宅・商業一体の大規模複合レジデンス「シティテラス前橋広瀬川」を着工、中心市街地活性化の先導的プロジェクト 群馬県前橋市

2017.03.06
住友不動産株式会社(東京都新宿区、仁島浩順社長)は3月3日、住宅・商業一体の大規模複合レジデンス「シティテラス前橋広瀬川」(群馬県前橋市、総戸数120戸)を着工した。

同物件は、前橋市の中心市街地にあり、同市の代表的河川で「水と緑と詩のまち」を象徴する広瀬川を望む立地。
同市では、将来の人口減少と超高齢化社会に向けた持続可能なコンパクトなまちづくりを図るため、「前橋市市街地総合再生計画」を策定しており、広瀬川河畔エリアを総合再生計画のなかでも重点区域に位置付けている。
民間主導による連鎖的な再開発事業を促すことで、中心市街地で老朽化した建築物等の更新と、定住人口の増加や都市機能の充実を推進するという。
同事業は、その中心市街地活性化の先導的役割を果たす開発プロジェクトとなる。
20170306シティテラス前橋広瀬川

同社では、同市の方針に沿って、地権者とともに低未利用地の再開発を行い、都心居住を促進する住宅(120戸)と、まちの活性化につながる店舗等(6区画)を整備する同事業に取り組む。

広瀬川河畔のうるおいある環境と調和した、落ち着いた美しさと風情を感じる景観形成のため、遊歩道に面する間口約70mの建物基壇部は水平ラインを意識した統一感のあるファサードデザインした。
また、敷地内には広場を設け、公共空間と一体性をもち水辺の空間を満喫できるスペースを創出。
広瀬川美術館や文学館・朔太郎像など周辺ゾーンと連続する賑わいの拠点整備として、1階部分には商業店舗とともに、文化施設として2層吹抜けの多目的ホールを導入する予定。
ホールでは街の賑わいや、交流を育むイベントが計画されているという。

「シティテラス前橋広瀬川」の所在地は群馬県前橋市城東町1丁目1番地(地番)、上毛電気鉄道上毛線「中央前橋」駅から徒歩7分、JR両毛線「前橋」駅から徒歩17分。
敷地面積は2,481.42㎡、延床面積は1万2,786.35㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上12階建。
総戸数は120戸(非分譲住戸3戸含む)。
その他、店舗5区画、多目的ホール1区画、駐車場120台(非分譲住戸分3台含む)。
間取りは3LDK~4LDK、専有面積は72.00㎡~90.06㎡。
販売開始予定は平成29年4月上旬、竣工予定は平成31年1月下旬。