2017.03.01
九州旅客鉄道株式会社（福岡県福岡市、青柳俊彦社長）とNTT都市開発株式会社（東京都千代田区、牧貞夫社長）は、東京都港区新橋一丁目で開発を進めているオフィス・ホテル複合施設を今年7月に着工すると発表した。
施設の事業主はNTT都市開発株式会社、ホテル事業者は九州旅客鉄道株式会社、開業時期は2019年秋の予定。

建設する建物は、地上27階・地下2階、延床面積約3万6,100㎡のオフィス・ホテル複合施設で、1階には街に開かれた緑豊かな憩いの広場を計画している。
なお同計画ホテルの開業により、JR九州グループのホテルは16施設
（2,822室）となる予定。


複合施設の開発コンセプトは「境界の架け橋」。
古くからの街・新しいビル群・緑の公園をつなぎ、オフィス・ホテル・ピロティ空間の3つの機能で相乗効果を生み出し、歴史ある土地に最先端の機能を備え新たな未来を創造する。
外観デザインコンセプトは「街に開き、空と未来を映す」。
開放感のある立地を活かして眺望の良いオフィスとホテルを実現し、外装は街と空を映すガラスカーテンウォールを採用、1階に大規模なピロティを配置して都市の中に緑豊かな憩いの広場を提供する。

ホテル部分は、JR九州グループとして東京での第2号店となるもの。
宿泊主体型プレミアムタイプ「ブラッサム」ブランドの旗艦ホテルに位置付けるという。

オフィス・ホテル複合施設の所在地は東京都港区新橋一丁目1-13。
敷地面積は3,072.17㎡、延床面積は約3万6,100㎡。
規模は地上27階・地下2階（予定）。
用途は事務所・ホテル・店舗（予定）。
着工は2017年7月（予定）、竣工は2019年7月（予定）。

計画ホテルのブランドはJR九州ホテルブラッサム（名称は未定）。
ホテル運営はJR九州ホテルズ株式会社。
延床面積は約1万400㎡。
階層は18階～27階。
客室数は267室（予定）。
付帯施設はレストラン、フィットネスジム、会議室。
開業時期は2019年秋（予定）。