【ニュース】 京王電鉄、大田区蒲田で一棟まるごと合法民泊マンション「KARIO KAMATA」をオープン、鉄道業界では初となる民泊事業への取り組み 東京都大田区

2017.02.15
京王電鉄株式会社(東京都多摩市、紅村康社長)は、東京都大田区蒲田で、鉄道業界では初となる一棟まるごと合法民泊マンション「KARIO KAMATA(カリオ カマタ)」を2月22日にオープン、民泊事業に参入す
る。
2月15日より宿泊予約の受付を開始した。

同取り組みは、大田区国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業(特区民泊)として、大田区から特定認定を受けて行う事業。
鉄道会社が事業主体となる例としては、同物件が初めての取り組みとなる。

同社では、2015年12月に合法民泊を推進する株式会社百戦錬磨(宮城県仙台市、上山康博社長)に出資。
京王グループの不動産事業やホテル運営事業ノウハウと、百戦錬磨の子会社(とまれる株式会社)が運営する民泊の予約仲介サイトなど相互の民泊関連業務の強みを活かしながら、増加傾向にある訪日外国人や国内の多様化する宿泊ニーズに合法で良質な民泊として応えていく。

同社は今後も、法整備の状況を踏まえ、地域の人々とも連携しながら、一棟まるごと民泊マンションを核とした民泊のエリア展開を進め、京王沿線の空き家対策やまちづくりにも活用し、沿線のさらなる活性化を図っていくとしている。
20170215京王電鉄

同物件は、羽田空港や品川駅へのアクセスが良く、国内外の広範な出張・観光需要が期待できるエリアに立地。
ファミリー層やグループ利用など、多様なニーズに対応した6泊7日以上の中長期滞在者向け施設だという。

民泊マンション「KARIO KAMATA(カリオ カマタ)」の所在地は東京都大田区蒲田4丁目27-4、交通は京急「京急蒲田」駅より徒歩4分、JR「蒲田」駅より徒歩7分。
敷地面積は148.69㎡、延床面積は578.39㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地下1階地上6階。
客室は3タイプ・全14室。
間取りと定員などは、1K(約25㎡、定員3名、9室)、1LDK(約42㎡、メゾネットタイプ、定員4名、3室)、2DK(約48㎡、メゾネットタイプ、定員5名、2室)。
運営・管理は京王不動産株式会社、インテリアデザインは株式会社リビタ。
宿泊予約受付は公認民泊仲介サイト「STAYJAPAN」より。