【ニュース】 京福電気鉄道、今年も2月3日の節分に「節分お化け」の一行が嵐電に乗車 京都府京都市

2017.01.27
京福電気鉄道株式会社(京都市中京区、岡本光司社長)が運行する嵐電では、今年も2月3日の節分に「節分お化け」の一行が乗車する。

「節分お化け」は、「豆まき」などと同様に2月の節分(「立春」の前日)に行われる風習のひとつ。
恵方参りする人間を狙う鬼や化け物から逃れるため、普段とは異なる姿に仮装し、人間が鬼や化け物を化かして追い払う風習で、現在では花街で残っているのみだが、かつては町中で行われていたという。
20170127京福電気鉄道

この風習を復活させるため、「こったいの会」(花街・島原の司太夫が代表の島原応援団)では、18年前よりお化けに仮装し、節分参りを続けてきた。
今年も一行は、壬生寺(最寄「四条大宮」駅)から天龍寺(最寄「嵐山」
駅)への移動に嵐電を利用するという。

節分お化け電車(臨時電車)の運行日は2月3日。
運行時刻は「四条大宮」駅発14時25分、「嵐山」駅着14時47分。
電車は各駅に停車し、一般の乗客も乗降可能。