【ニュース】 西日本鉄道、大橋エリアの価値向上を目指し、商業施設「大橋西鉄名店街」をリニューアル、屋内バス待合所などを設置 福岡県福岡市

2017.01.27
西日本鉄道株式会社(福岡市中央区、倉富純男社長)は、福岡市南部エリアの交通拠点となっている大橋駅(福岡市南区)施設で、同社が運営する商業施設「大橋西鉄名店街」をリニューアルし、屋内バス待合所を設置する。

「大橋」駅は、周辺に学校や行政機関、病院などが揃い、都心部へのアクセスにも優れていることから、西鉄天神大牟田線の中でも「西鉄福岡(天神)」駅、「薬院」駅に続き3番目に乗降人員の多い駅。
またバス事業でも、都心部における運行効率の向上と利用客にとってわかりやすい運行を目指し、「西鉄大橋」駅を起終点とした乗継ぎ施策を実施、多くの利用客がいるという。
20170127西日本鉄道

開業から38年で初となる「大橋西鉄名店街」の大規模リニューアルでは、「Railway Oasis:レールウェイオアシス」をコンセプトに、エレベーターやトイレを改修し、バリアフリー機能を高めるほか、休憩スペースを整備し、日常使いの店舗を拡充する。
リニューアル期間は平成29年7月~平成31年春(グランドオープン予定)、フロアを区切って工事を実施するため、営業は継続して行う。
大橋西鉄名店街の開業日は昭和53年3月3日、店舗数は40店舗。
投資額は約33億円。

また、バスの利用客が、天候に関わらず快適に待つことができる、屋内バス待合所を設置する。
待合所内部には、20名程度の利用客が座れるベンチと、新たにバスナビやニモカチャージ機等を設置。
平成29年8月に大橋駅が新たに特急停車駅となるのにあわせ、更なる街のにぎわい創出を目指す。
設置場所は大橋駅東側バスロータリー。
利用開始時期は平成30年度(予定)。

大橋駅施設の所在地は福岡市南区大橋1-5-1。
一日の平均乗降人員は、電車が3万5,355人(平成27年度)、バスが
1万6,710人(平成27年度)。