【ニュース】 阪神電気鉄道、大多喜ハーブガーデンとハーブ・キノコ分野で連携、農業分野に鉄道事業で培われた「安心・安全」を提供 千葉県大多喜町

2017.01.20
株式会社イントランス(東京都渋谷区、麻生正紀社長)の連結子会社・株式会社大多喜ハーブガーデン(千葉県大多喜町、麻生正紀社長)と阪神電気鉄道株式会社(大阪市福島区、藤原崇起社長)は1月19日、大多喜ハーブガーデンが栽培するハーブと阪神電鉄が栽培するキノコ類の相互供給、生産技術指導及び高付加価値品の研究・開発等を目的とする業務提携契約を締結したと発表した。

今回の業務提携契約締結に伴い、大多喜ハーブガーデンが持つ長年のハーブ生産の知識・生産能力と、阪神電鉄が手掛ける微硬水及びシイタケとを組み合わせることで、ハーブ・キノコ類等を原料とした付加価値品の研究開発と生産に取り組んでいくとしている。

大多喜ハーブガーデンは、千葉県内に4,500㎡を越える全天候型室内ガラスハウスガーデンを有する人気施設で、フレッシュハーブ等の栽培と販売等を行っている。
また、平成28年3月には、順天堂大学大学院医学研究科病院管理学との間で高機能ハーブに関する産学共同研究を開始するなど、ハーブの生産にとどまらず、ハーブの新たな可能性に向けた取組みを開始しているという。

一方、阪神電鉄では、平成27年11月より大阪市内の鉄道高架下に隣接したビニールハウス内でシイタケの原木栽培を開始。
また平成26年3月には、高架下の未利用地の有効活用施策の一環として、阪神本線尼崎センタプール前駅(兵庫県尼崎市)の高架下に、完全人工光型植物工場「阪神野菜栽培所」を開設、翌年度には、神戸・六甲山から「微硬水“bikohsui” KOBE WATER」の発売を開始するなど、「安全・安心」という鉄道事業者のDNAを「ものづくり」に生かし、「食の安全」を沿線に提供している。