【ニュース】 三井不動産リアルティ、京都タワー近くに「三井のリパーク」モデル事業地を開設、ユニバーサルデザインの環境配慮・地域貢献型駐車場 京都府京都市

2016.10.11
三井不動産リアルティ株式会社(東京都千代田区、山代裕彦社長)は
10月7日、「三井のリパーク」京都タワー東駐車場(京都市下京区)を、環境配慮・地域貢献型駐車場のモデル事業地として開設した。

同駐車場は、京都の玄関口「京都駅」とランドマーク「京都タワー」に近接しており、国内外問わずさまざまな人の利用が想定される。
「三井のリパーク」では、「安心・安全」「先進性」「環境配慮」の3点を主な軸に、同駐車場の設計を行った。

「安心・安全」の面では、利用者にやさしい駐車場を目指し、ユニバーサルデザインWi-Fi自動販売機1台を初導入。
通常よりも幅が広く駐車しやすい「おもいやり車室」(2車室)、点字対応近隣観光マップ、ユニバーサルベンチ、防犯カメラ(場内に3台)なども設置した。

「先進性」の面では、京都タワーや周辺の観光情報を配信するデジタルサイネージと、無料で1日最大240分間使用できるWi-Fi機能つき自動販売機を導入。
同自動販売機は、多言語翻訳機能も有しており、利用者の携帯端末でのQRコード読み取りにより、日本語・英語・韓国語・簡易中文・繁体中文の5ヶ国語に対応して表示する。

「環境配慮」の面では、排気ガスの流出を防ぐパネルの設置に加え、遮熱塗装を敷地の一部に施すことで路面温度の上昇を抑制し、ヒートアイランド現象の緩和を図る。
さらに、京都の景観保護に配慮し、駐車場のテーマカラーにはエンジ色を採用、料金看板や自動販売機に桜の花をデザインした。
排ガスパネルには竹垣のイメージを施し、京都らしい和を感じさせるデザインに仕上げたという。

事業地名「三井のリパーク」京都タワー東駐車場の所在地は京都市下京区塩小路町527-1。
面積は約791㎡、台数は32台。