【ニュース】 大京穴吹不動産、VR技術で部屋の見学を疑似体験できるシステムを提供、全国の営業拠点70店舗に導入 東京都渋谷区

2016.09.16
大京グループで不動産流通事業を手掛ける株式会社大京穴吹不動産
(東京都渋谷区、海瀬和彦社長)は9月15日、同社スマートフォンサイトでの売買・賃貸物件紹介に際し、VR(仮想現実)技術で部屋の見学を疑似体験できるシステム「ぐるっとネットdeオープンルームVR」の提供を開始した。

同社では今年5月より、同社ホームページの売買・賃貸物件を、写真だけでなく360度のパノラマ画像で閲覧できるサービス「ぐるっとネット de オープンルーム」を提供。
今回は、利用客の利便性をさらに高めるため、新たにVR(仮想現実)技術によるバーチャル見学システムを導入した。

同システムでは、スマートフォンサイトで売買・賃貸物件を閲覧する際、VRゴーグルと呼ばれる箱型の装置にスマートフォンをセットし、上下左右に動かすことで、室内全体を見ることが可能となる。
全国の営業拠点70店舗でVRゴーグルを使用、遠方からの見学者や短期間で複数の物件を見学したい見学者、資金援助などの関係で遠方の両親にも物件を見てもらいたい見学者にも役立つサービスだという。

現在、約880物件(売買物件約700件、賃貸物件約180件)がVRゴーグルによる見学に対応。
さらに、大京グループが展開する台湾や香港のインバウンド事業でも、現地事務所の来場者にVRゴーグルで物件見学を疑似体験してもらうことで、訪日なしでの物件契約に繋げたいとしている。